契約更新の連絡が届きました
更新
保険に入るかは決めていませんよ

ホームページに「保険相談だけなら、住所・電話番号の入力も不要」と書いてあったので、相談することにしました。
保険について意見を聞きたいだけなのですが、それでもいいですか?

もちろんです!
ご住所はもちろん、電話番号も知りません。
「今すぐ電話番号をご記入下さい」とも言いませんし、保険を考えるきっかけ役としてで構いませんので、私を活用してください。

わかりました。
私の加入している保険なんですが、更新の連絡が来ました。
保険のセールスは一切無しで、専門家の話を聞かせて欲しいと思って・・・。

契約の更新の件ですね。了解しました。
ご意向の整理を踏まえてからの話になりますが、ご意向の通りであればそのまま継続。
ご意向と異なっているようでしたら、何らかの対策が必要かもしれません。

まあ、自分の考えと違っていたらそうですね。

ではまず、保険の基本の話をさせて頂きます。
参考:保険の基本

なるほど。
私が契約している保険も、この基本形の組み合わせとなるのですね。

そうですね。
更新される部分は、この「定期」の部分ですかね?

あ、定期特約って書いてあります。

その定期特約の部分が間もなく保険期間が満了となるようです。
自動更新のご案内ということですので、健康状態に関係なく、それまでと同一の保障内容・保険金額・保険期間での保障を継続できます。
「このまま自動更新しますか? どうしますか?」というご案内ですね。
特段の申し出をしなければ、自動更新されるのが一般的です。

なるほど、そういうことですか。

ところで、20代と30代の方。
どちらが亡くなる確率が高いと思いますか?

30代ですかね。

そうですよね。
30歳からの10年間保障される定期保険。
60歳からの10年間保障される定期保険。
毎月の保険料は、どちらが高くて、どちらが安いかは試算するまでも無いと思います。

まあ、それはそうですね。

同じ保障内容で契約の更新をした場合、多くのケースで更新後の保険料はアップします。
更新時の年齢・保険料率によって再計算されるためです。

でも、毎月の保険料がアップするのは何となく気になりますね。

更新後の保険料を更新前の保険料並に抑えたい、そのようにお考えであれば、保障を減額するという方法も案として浮かびます。
ですが、そもそも論として「更新前の保障内容がどうか」という話も忘れてはいけません。

もともと不足気味だとするならば、更に減らして言ってはダメでよね(笑)

ええ、そう言うことです(笑)
ですので「必要保障額はどのくらい?」という試算をしましょうという話になります。

まあ、もっともな話ですね。

ソニー生命では「オーダーメイドの保険を!」ということなので、あれこれお伺いしながら必要な保障額などをシミュレーションしていくことになります。

あれこれって、例えばどのようなことを聞かれるのですか?
まだ初対面ですし、ソニー生命含めて契約するかは決めていないので、現時点では余計な情報は言いたく無いのですが。

ごもっともなことだと思います。
より具体的にシミュレーションするには、年収や住宅のお金のこと、将来の夢や希望をお伺いしなければなりません。
ですが「加入中の保険についての意見を求める」ことが今回のご意向ですので、本日は一般的な話、統計的な話を前提に進めさせて頂きますね。

ぜひ、今日はその方向でお願いします。
公的な保障制度を知る

はい。
ではまず、公的な保障制度のお話しから。
(対面にて、分かりやすい言葉にて解説いたします)
- 健康保険の話
- 遺族年金の話
- 障害年金の話など

へえ。
健康保険にしても厚生年金にしても、給与明細で毎月その文字は見てはいますが、制度について改めて整理してみると「知ってるつもりだった」制度も多いんですね。

これらの公的な保障制度を知った上で、不足する部分って何だろうと考えることは重要だと考えています。
その不足部分についてどんな保険商品でカバーしていこうか、お客様のご意向に応じて一緒に組み立てていこうと。

例えばどんな感じで?

「医療保障をどうしようか」という点を例にして考えてみます。
先ほどの健康保険の内容を踏まえれば、入院給付金の日額はいくらくらい必要かというイメージ出来てくると思います。

健康保険の話を聞いていたら、イメージは浮かんで来ましたね。

はい。
次に、「何日までの入院が保障されるのが良いのか?」を考えていきます。

長い入院をするかも、しないかも・・・という話のあれですね。

はい。
そして、保障される期間。いつまで保障されるか、という話です。
年齢を重ねるごとに病気やケガをするリスクが高まるので、一生涯保障される終身タイプが良いのか。
今回の更新という流れもそうですが、一定期間保障される定期タイプにするか。
さらに、保険料の払込をいつまでにするのか等々。

何だか、色々と面倒ですね。

確かに面倒な話ですよね。
ですが、大切なお金を使って、安心のために備えて頂くわけです。
人生で二番目に高い買い物とも言われるのが生命保険ですから
マイホームやクルマを買うときみたいに、じっくり考えても良いかなぁと、私は思います。

う〜ん。

毎月1万円だとしても、1年で12万円。
10年で120万円。
30年で360万円。
掛け算すると、これだけの金額になります。
もし仮に、ご意向と違う商品にこれだけのお金を使うとするならば、私個人的な意見ですが勿体無い気がします。
どうせお金を使うなら・・・ね。

そうですね。
じゃあ、もう少しだけ具体的な話でも良いですか?

はい。
では、先ほどの医療保障の話から整理していきましょう。

改めて整理しますね。
現在ご加入中の保障内容は、概ねご意向の通りの保障内容のようです。
強いて問題点挙げればあんな感じですが、対応法は先ほどのような感じです。
このまま継続されても良いんじゃないかなぁとお勧めさせて頂きます。

そうですか。
第三者の専門家からそう言って貰えると安心して継続できますね。

はい(笑)
これで今回の保険相談は終了です!

え?
商品の提案のひとつもありませんでしたが、本当にこれで終了で良いのですか?

全然構いません(笑)
今回の内容が少しでも参考になったとお感じ頂けたら、周りの方に弊社のWebサイトをご紹介ください。
ポロっと呟いて頂ければ、それがとても嬉しいです。

分かりました。
今日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。
何かのご縁です。思い出したらまた声をお掛けください。