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asimomyの独立奮闘記

はじめまして。
株式会社asimomy 代表取締役の矢口 泰由です。
生命保険代理店を開業してから、早いもので10年以上の年月が流れました

営業未経験で始めたこの仕事も、苦労を重ねながらも、何とか10年以上のキャリアを築くことができています。
本当にありがとうございます。

大学卒業してからの8年間。
今になって思えば、たったの8年間。
私は、とあるメーカーにて購買という仕事をしていました。
営業とは反対の立場です。

保険業界とは全く関係ない製造業出身、しかも営業未経験からの転身でした。
社会人人生と見るならば、保険業界で過ごした時間の方が長いのですね・・・

毎日過ごしていると、惰性というか、なあなあというか、初心を忘れそうになることがあります。
でも、何年経過しても、絶対に忘れてはいけないことがあります。
私がこの業界にやってきた初心のこと。
それを忘れないために、あの頃の汗と涙の道のりを振り返って残そうと思います。

全て実話ですが、いかんせん長文ですので(疲れますから)軽い気持ちで読んで下さい。
こんな道のりがあって、現在があります。

第一章 未知なるフィールドへの挑戦

保険業界・ソニー生命との出会い

まだ某メーカーに勤務していた会社員時代。
97年のある日、保険業界と(本当の意味での)出会いがあった。
先輩からの紹介で、ソニー生命のライフプランナーと出会う。
ソニー生命について、話を聞いてしまったのだ。

ライフプランナー

生命保険の営業。
それまでは勤務先に出入りしている人のイメージしか持ち合わせていなかった。
良くも悪くも、勤務先に出入りしている人の保険セールスが、私が知っている保険セールスのすべてだった。

無知の知

自分が知らない世界がそこにあることを知った。
数年後にその保険業界に飛び込むなんて、当時の私は想像さえもしなかったけれど、そのアドバイス法・保険に対する考え方・商品等は衝撃だった。
保険はもちろん、お金の使い方は勉強しないと損をする、はっきりわかった瞬間だった。
(いわゆる)情報弱者だと、損することはあっても、得することはない!

不完全燃焼の毎日

入社7年目(99年)ころから、夕方定時の5時半までやることを探す毎日。
30歳を前にしてやることを探す毎日
不完全燃焼の日々を、悶々とした思いで過ごしていた。

「経験のために、営業部に異動させてください!」

熟慮に熟慮を重ね、思い切って直属の上長に相談してみた。
大変懇意にして頂いた上長で、肩書きは常務

勇気を振り絞った申し出ではあったけれど、けんもほろろに玉砕
上長は、私からの「裏切りのような気持ち」を持たれたかもしれない。
相当可愛がってもらっていただけに、今になって振り返れば、本当に申し訳ないことをしたと思う。

異動は聞き入れてもらえず、いわゆる公募制度があるわけでも無く・・・
仕事を通じて、人間としての成長はもう無いのか?
段々と思い詰めるようになっていった。
率直な言葉で言えば、腐りはじめていた。
愚痴や不平不満の言葉が、日を追うごとに増えていった

時間つぶしに取引先訪問や工場視察(海外含む)をすれば、接待を受け、各地の美味しい物をご馳走になる。
部署柄、とても美味しい思いができる会社員生活ではあった。

なぜか不思議と数字は付いてくるもので、社長賞・本部長賞を連続受賞したりと高評価をもらう。
暇を持て余して高評価を得る、不完全燃焼な日々。

休暇も取りやすい職場環境で、毎年1~2回、夫婦でシーズンオフの海外旅行を楽しむなど、それなりに優雅な会社員生活。
参考:店主の趣味

楽だけど、楽しくない人生だよな

楽だけど楽しくない人生

人間がダメになる

全力投球をしなくても高評価を得られる日々に、悩みはさらに深まる。
このまま進むと、薄っぺらい人生で終わる。
定年を迎えるころには・・・。

00年。 世はITバブルと言われた時代
ベンチャー企業の株式公開の記事が、新聞には毎日のように踊っていた。
転職も検討し、株式公開を目指すベンチャー企業を数社訪問。
社長も従業員も、会社も含めてみんな若い。
当時の私と同世代、いや、もっと若い場合もあった。

話を聞けば、給与水準は決して高くない(むしろ低い)が、土日・盆に正月もなく仕事に打ち込んでいるとのこと。
それでもみんな目が輝いている。
各人、きちんとした夢があるようだ。
「一緒にやらないか?」と声を掛けて頂いたけど、行かなかった。
正確に言うならば、自分自身が恥ずかしくて行けなかった。
自分自身に、そこまで仕事に打ち込める自信が無かった。

自分の夢って何なんだろう?

結婚をし数年経過、30歳になった時に考えた。
これまでの人生で、どんな足跡を残しただろうか。
楽なだけで、足跡なんて何も残ってない人生じゃないか!

足跡はあるのか

脱サラを決意

メーカーでの在職中、たくさんの出会いがあった。
いわゆる国際的な優良企業はもちろん、多くの中小企業の社長さんとの出会いもあった。

中小企業の社長さんとの出会いは、特に印象的である。
会社の看板で仕事をしていた私に対し、中小企業の社長さん達は自分の腕で仕事をする。
自信に満ち溢れ、自身の仕事に誇りを持って取り組む姿を「格好イイ」と思った。

自分の実力会社の看板を区別することができなくなっている人をたくさん見て、とても恥ずかしいことだと、新入社員の頃からずっと思っていました。

そうだ、私も脱サラして、人生を楽しもう。自分と勝負しよう
ベンチャー企業などの出会い含めて、決意するには十分な状況だった。
で、何すんの? 何ができんの?
胸に手を当てて、やりたいことを考えた。
ファイナンシャルプランナーになろう!

お金

「ソニー生命」と出会ってから3年後のことだった。
あの日以来、マネー雑誌を見て知識を増やしていたが、本格的に勉強を始めることにした。
生命保険を得意分野とするファイナンシャルプランナーを目指すことは、自分の心の中ですぐに決まった。
「ソニー生命との出会いが、私の人生を変えた」といっても間違いではない。
もちろん「保険の営業」に対する世間の評判は、あの時の自分も知っていた
いや、知っていたつもりだった。

どの保険会社を選ぶか

「ソニー生命」と出会って以来、生命保険には大きな可能性を感じていた。
仕事とする上で、保険会社を選ぶポイントとして最も重視したのは代理店制度を採用していること。
保険会社との雇用関係は不要だった。
保険会社との雇用契約によって、様々な制約があるだろうと考えていた。

雇用関係は、雇用関係である。
雇い主がいて、雇われる人がいる。

きれいごとを言えば、雇用関係のある保険会社の商品を販売するための「保険セールス」になりたいわけでは無かった。
公平・公正なアドバイスができるファイナンシャルプランナーを目指して独立したかったのだ。
保険会社から固定給をもらう雇用関係が、提案する保険に悪さを与える
当時の私には、そのイメージを消すことができなかった。

保険会社と雇用契約を結び、専属営業マンとなり、毎月給料をもらいながら勉強させてもらう。
そして、数年経ったら独立という選択肢もあった。
独立後にどうなるのか。
それまでのお客様の扱いに対する明瞭な回答が得られず、すぐに選択肢から外した。
なぜならば、お客様の担当者としての立場を短期間で放り出す懸念が残った。それを私の中で消化できなかったのだ。
お客様のためにも、短期間で放り出して辞めるわけにはいかない・・・

調べていけば、自然にアフラック(アメリカンファミリー生命)にたどり着いた。
会社としての健全性も高く、CMの露出もあってイメージが良く、自信を持って商品も提供できそうだ・・・すぐに直感した。
アフラック(アメリカンファミリー生命)の門を叩くことにした。
現在振り返ってみても、当時の判断は正しい選択だと思う。

街

自分で道を拓く

「脱サラして、保険代理店になりたい!」 
それを告げた際、妻は笑顔で賛成してくれた。

自営業の実父は、何も言わずに私の気持ちを理解してくれた。

一方で、実母を泣かせてしまった
母を泣かせたのは初めてのことで、少しとまどった。
母は、自営業の夫を持つ妻として、相当な苦労をしたようだ。
サラリーマンの妻、安定した生活をずっと夢見ていたようである。

その後、私も子を持つ親となった。
子の安定した生活を願う親の気持ちというものは痛いほど理解できる。

義父母も反対はしなかった。
心の中でどのように思っていたのかは、今でも分からない。
でも想像はできる。

有り余る平日の時間に勉強を重ね、ファイナンシャルプランナー(AFP)の試験も無事に合格できた。
アフラックの代理店になることも内定した。
準備は整った。

そんなある日、勤務先の部長から会議室へ呼ばれた。
「同期入社組のトップで、主任に推薦するよ!」
何とも皮肉なタイミングだったけど、考えを打ち明けるには今しかない。
突然やってきたタイミング。

安定した生活を捨てることに、まだ迷いもあった・・・。

退社日へ向けてカウントダウン開始。
退社前の数日間は、不安で眠れない夜が続いた
それまでの人生で最大の決断だった。
(不安だったのは、心の奥で自分自身に自信が無かったということ)

未知なるフィールドへの挑戦が始まる。
もう後には引けない。

快く送り出してくれた上長、そして取引先さん。
本当にありがとうございました。
感謝の気持ちは一生忘れません。

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